毎年三人の甥っ子にお年玉をあげるときに本を一冊添えています。
みんな、そんなに本好きではないので、内心喜んでいるかは微妙…。
でもいいのです!本好きおせっかいおばさんとして今年もしっかり手渡してきました。


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読書メーターの記録によると、昨年に読んだ本は227冊。
マンガや雑誌もかなり含まれていて、あまり多くは読めませんでした。

その中での自分ベスト。
ダントツ一位は、「あさになったので まどをあけますよ」

前記事にも載せているので改めては書きませんが、本の力ってすごいなと感じさせてくれた絵本でした。

そして小説での一番は、「舟を編む」
前に書いた記事はこちら。
辞書の話ですが、本好き言葉好きに関わらずいろんな人がいろんな視点で読んで、楽しめる物語だと思います。

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「本へのとびら――岩波少年文庫を語る」

昨年、岩波少年文庫の創刊60周年のときに
宮崎駿さんが岩波少年文庫のなかから50冊を選んで推薦文をつけました。
その直筆の推薦文は全国を巡回展示したのですが、これはそれをまとめた本。
第一部は推薦文を、第二部は過去のインタビューに加筆修正した宮崎駿さんの児童文学への思いを載せています。

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ずいぶん久しぶりの更新になってしまいました。
すっかり重くなった腰をあげたのは、仕事が落ち着いてきた…というのもありますが、今年一番と思える本に出会ってしまったから。
これは書かなくてはという気持ちにかられて。
その本はこれ、「舟を編む」
一冊の国語辞典を創りあげるまでの、辞書編集部を舞台にした物語です。

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読むこと。観ること。「花もて語れ」と「キネマの神様」

最近続けて読んだ2冊の本、「花もて語れ」と「キネマの神様」。
たまたまその順番になっただけなんだけれど、二つ続けて読んだことで深く感じ入るところがありました。

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読書が進まない日々が続いていますが、それでも少しづつ、買ったまま積み上げられていた本を読み始めています。

これもそのうちの一冊。動物行動学者の日高敏隆さんのエッセイ集「世界を、こんなふうに見てごらん」。
若い読者にも届く易しい言葉で、科学や自然について綴っています。
学者さんのエッセイといっても、なにか小ネタになるような知識を散りばめたものではなく、ユーモアたっぷりに人の考え方や感じ方をやわらかく解きほぐすような内容になっています。

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田辺聖子さんの凄さを今頃知りました。
もともと恋愛小説をそれほど好んで読まないということもあり(苦手な作家さんが多い)、恋愛小説の名手といわれるような作家さんにはあまり興味が惹かれず・・・。
短編をいくつか読んでみたりはしていたのですが、面白いけれどのめりこんで読むほどではないかなあと、ちょっと引いて見ているような感じでした。

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買っちゃいました。
オレンジページの「好評の「忙しい人のための作り置き」レシピを集めました。」
こういう「技」的な料理本って、あんまり買ったことがなかった。
玉子焼きって冷凍できるのですね。驚き。

今日、生理がつらくていやだよという話を耳にして、思い出した本。
中島たい子さんの小説、「そろそろくる」。
PMS(月経前症候群)を題材にしたお話です。

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代表作と呼びたい。ポール・ギャリコ「ハリスおばさんシリーズ」

今一番好きな作家といっても過言ではないポール・ギャリコ。
「スノーグース」「雪のひとひら」「ジェニィ」あたりが有名で、読まれた方も多いかもしれません。
私ははじめ「ジェニィ」で出会って、そのあといろいろ読みましたが、一番好きだ!と思ったのは「ハリスおばさんシリーズ」でした。

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