ずいぶん久しぶりの更新になってしまいました。
すっかり重くなった腰をあげたのは、仕事が落ち着いてきた…というのもありますが、今年一番と思える本に出会ってしまったから。
これは書かなくてはという気持ちにかられて。
その本はこれ、「舟を編む」
一冊の国語辞典を創りあげるまでの、辞書編集部を舞台にした物語です。

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浴衣その2

そして同じく仕立て上がってきた相方の浴衣。
「薩摩浴衣、裏柄変り」という浴衣にしては珍しい、布の裏に違う柄染めてあるもの。
反物の状態で私の浴衣の倍以上する高級品だったところを、仕立てが一年後になったという事情でとってもお安くして頂いた幸運の浴衣です。

これで和服が二枚になったので、お着物用の箪笥が欲しい・・・。

浴衣

昨年の夏、地元商店街で閉店した呉服屋さんのセールで出会った反物が
一年後のこの夏、浴衣に仕上がってきました。
実は浴衣は中学生ぶり。
家庭科の授業で自分で仕立てた浴衣(カリキュラムの事情でミシン縫い!)以来、いいなーほしいなーと思いながら、なかなか買うまでに至らず。
たまたま、探しに行ったわけでもなく出会ったその反物。
近頃の浴衣売り場はとてもカラフルでかわいらしいのだけれど、買うならもうちょっとしっかりした生地で、落ち着いた柄をきりっと着たい・・・というぼんやりとした願望にぴたり、ときたのでした。

今度はこれに合う帯さがしです。
なんだか反物を出会ってから実際に着るまでが長いけれど、こんな買い物の仕方もたまにはいいかな?
着付けも自分でしっかりできるようになって、なんでもないお出かけにさらっときていきたいものです。

先日、はじめての寄席に行ってまいりました。新宿末廣亭へ。

もう、もう、すっかりはまってしまいました。
この日のトリは柳家小三治で、立ち見がでるほどの混雑ぶり。
他の落語家さんも、漫才や紙切り、大神楽もどれも愉快で、はじめて落語を楽しむには最適な日だったようです。

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読むこと。観ること。「花もて語れ」と「キネマの神様」

最近続けて読んだ2冊の本、「花もて語れ」と「キネマの神様」。
たまたまその順番になっただけなんだけれど、二つ続けて読んだことで深く感じ入るところがありました。

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トラベラーズノートとお仕事文具

トラベラーズノートを使い始めてしばらくたちました。
使ううちに、もっとこんなふうに使いたい…なんて気持ちも湧いてきて、ノートの使い終わりに合わせて少し変えてみました。

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読書が進まない日々が続いていますが、それでも少しづつ、買ったまま積み上げられていた本を読み始めています。

これもそのうちの一冊。動物行動学者の日高敏隆さんのエッセイ集「世界を、こんなふうに見てごらん」。
若い読者にも届く易しい言葉で、科学や自然について綴っています。
学者さんのエッセイといっても、なにか小ネタになるような知識を散りばめたものではなく、ユーモアたっぷりに人の考え方や感じ方をやわらかく解きほぐすような内容になっています。

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ピーターラビットの切手

お疲れ気味の日々に相方からの差し入れ。
表情豊かで、優しい色合いのピーターラビットの記念切手。ありがとう。

「飾り気がない」というのは私が魅力を感じるポイントのひとつではあるのだけれど、
同時に「隅々まで神経が行き届いている」とか「計算された」とかにも、とても惹かれる。

たとえば女の子だったら。
着ていて疲れない、自分のために楽な服装をして元気に動き回るのもかわいいのだけれど、
きちんと形が整えられた爪や枝毛もなく整えられた髪の毛だったりするきちんと感も素敵だなと思う。

感情が素直に表に出るさまはとても愛らしいと思うんだけど、
同じくらいに、自分の魅力をよく理解して周囲の人の感情を計算して上手に動ける、というような「賢しさ」もかわいいなあと思う。

素直というのは美徳であるし、正直さも長所だと思うけれど、ありのままが必ずしも一番でいいということでもなく、
そこのバランスをとれた人は大人の女性といえるのだろうなあと思ったり。

やんちゃ顔

狭いところが好きなのは今も昔も一緒です。
気持ち、得意気。