「風邪とごはん―ひく前ひいたひいた後」

今まで場所を変えて、おすすめし続けてる料理の本。
風邪ひきさんが増えてきたのであらためて。

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めくる俳句の絵本「いろんな人の俳句 うしろすがた」


先日本屋でひとめぼれ。

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「「本屋」は死なない」

昔、書評道場みたいなところで文章をみてもらったときに、「言葉にできない気持ち」を「言葉にできない」と表現してしまったら、お手上げですと自分で宣言しているようなものですよと言われたことがありました。
本当にそう、と思いながら、この本を読んだ感想をうまく文章にまとめることができない。
この本を読んで生まれた気持ちが本当にたくさんあって、心にいっぱいの種をまかれてそれがどう育つのか、どう育てていくのか、じっと自分をみつめている、そんな感じなのです。

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「路地恋花 1 (アフタヌーンKC)」

これを手にとったきっかけは、「ルリユール」がでてくる漫画があるよ、というおすすめ。
ルリユールというのは工芸製本のことで、一冊の本を注文に応じて創りあげるもの。
このお話にでてくるのはルリユールだけでなく、キャンドルや万華鏡、器に靴なと、ものづくりをする人たち。
京都の路地の、長屋でお店をひらいて、細々と大量生産できないものをつくり、売って生活をしている人たちの物語です。

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「縦横無尽の文章レッスン」

「舟を編む」に引き続き、言葉にまつわる本を読みました。こういう無意識のつながりは面白い。
これは小説ではなくて、タイトル通りの文章レッスン。
実際に大学で行われた文章講座を書籍化したものになります。
暴れ馬を乗りこなすみたいに言葉を自分のおもうがままに使いこなせたらいいのに…なんて、「書く」行為を好むひとだけでなく、人と会話するときなどにも思う人は多いのではないでしょうか?
この本はもちろん書くことを前提にしたものだけれど、それだけでなく豊かな言葉を手に入れられそうな魅力的なレッスンになっています。

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ずいぶん久しぶりの更新になってしまいました。
すっかり重くなった腰をあげたのは、仕事が落ち着いてきた…というのもありますが、今年一番と思える本に出会ってしまったから。
これは書かなくてはという気持ちにかられて。
その本はこれ、「舟を編む」
一冊の国語辞典を創りあげるまでの、辞書編集部を舞台にした物語です。

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読むこと。観ること。「花もて語れ」と「キネマの神様」

最近続けて読んだ2冊の本、「花もて語れ」と「キネマの神様」。
たまたまその順番になっただけなんだけれど、二つ続けて読んだことで深く感じ入るところがありました。

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読書が進まない日々が続いていますが、それでも少しづつ、買ったまま積み上げられていた本を読み始めています。

これもそのうちの一冊。動物行動学者の日高敏隆さんのエッセイ集「世界を、こんなふうに見てごらん」。
若い読者にも届く易しい言葉で、科学や自然について綴っています。
学者さんのエッセイといっても、なにか小ネタになるような知識を散りばめたものではなく、ユーモアたっぷりに人の考え方や感じ方をやわらかく解きほぐすような内容になっています。

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田辺聖子さんの凄さを今頃知りました。
もともと恋愛小説をそれほど好んで読まないということもあり(苦手な作家さんが多い)、恋愛小説の名手といわれるような作家さんにはあまり興味が惹かれず・・・。
短編をいくつか読んでみたりはしていたのですが、面白いけれどのめりこんで読むほどではないかなあと、ちょっと引いて見ているような感じでした。

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雑司ヶ谷の本屋さん「ひぐらし文庫」へ


ずっと気になっていた、雑司ヶ谷の本屋さん「ひぐらし文庫」に行ってきました。
最近一周年を迎えたばかりの、5坪ほどの小さな小さな本屋さん。
お店の写真を撮らせてもらえばよかった・・・と後から思いましたが、あれこれ衝動買いして、店主さんとのおしゃべりを楽しんですっかり満足ほくほくして帰ってきてしまったので、お店の様子はこちらからどうぞ。ひぐらし文庫→http://www.higurasibooks.com/
遡るとオープンまでの様子も見れたりして面白いです。

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