今年は楽しいこともたくさんあったけれど。
うじうじしていた一年だったなあ・・・と思っています。
体調も不安定で、自分の身体をちゃんと整えていかないといけないとしみじみ。
でもそれはそれ、後悔や反省は心の中の大事なところにちゃんとしまって。

来年は「考えること」とあわせて「決めて、行動すること」。
そしてたくさん「言葉にして残す」こと。
そんなことを目標にして行きたいと思います。

たくさんの人からいろんな気づきをもらえた一年でした。
ありがとう。
来年もよろしくおねがいします。

今年のベスト1に選んだ「船に乗れ」のレビューがもう消えてしまっているので、再掲です。
発売は2008年だから、もうすぐ文庫になったりするかな?との期待もこめて。
またたくさん本屋さんに並んで欲しい!

「船に乗れ!」

読む前の印象を、激しく覆された物語でした。
青春音楽物語という帯の詠い文句から、友人たちと衝突したり力を合わせたりしながら主人公が成長していくような、
疾走感のある爽やかな物語なんだろうなと思っていたのです。

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今年読んだ本は読書メーターによると384冊。
半分以上はコミックと雑誌で、今年の抱負だった「とにかくたくさん読んでみる」というのには、大分少ない感じ・・・。
でも今年はかつてないくらいにマンガを読んで面白いものにたくさん出会えたし、普段は手にとらないジャンルの本(主にビジネス書)を読んでみたり、新しい発見が出来ました。
好きな作家さんの旧作をおいかけて、もっと好きになったのもうれしいこと。改めてこれは別の記事にしたいとおもってるけれど、ポール・ギャリコと高楼方子さんがとても好きになりました。
反省は、ここ数年でブレイクしたような人気作家さんをなんとなく避けてしまったこと。来年は手にとりたいな。

読んでいたらベストに入っていたかも?という積読本を残しつつも、読んだものの中から3冊ベストを選んでみました。

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今年一番のお買い物は

今年のベストバイは何?という話題がでてたので、考えてみました。
個人的な、大きなお買い物だとコートを買ったり鞄をかったりもしたけれど・・・。
やっぱり一番はコレ。トラベラーズノート!
生活に大きな影響を与えて、数年にわたる手帳探しの旅を終わらせてくれたもの。
この子がいつも傍らにあるおかげで、いままでだったら心にひっかかったけれどそのまま流れていってしまうような小さなことたちを、留めておけるようになりました。
公私一体のスケジュール管理と、何でも帖と、お仕事メモを一冊の中で分けて使えるという、機能的に私の希望にあったということもあるけれど、なんだかこの子の存在感そのものが、記録することの楽しさを教えてくれたような気もします。
まだまだ楽しい使い方を見つけていけそうなところも、魅力かな!

隠れつつも、やんちゃな顔。


テレビ台の下にもぐって隠れつつ、周りに興味津々。
警戒を少しずつといてきたころ。

文芸誌「紡」創刊号が面白い。


12月4日に実業之日本社より創刊した文芸誌「紡(つむぐ)」を読んでみました。
最近女性向けの、ちょっと気軽に手にとれる文芸誌が増えてきています。恋愛小説を集めた「Feel Love」、そして「紡」と同時期、今月6日に女性誌の姉妹誌として創刊された「GINGER L」。
「Feel Love」「GINGER.L」ははっきりと女性に的をしぼっていて目次をみても恋愛色が強い感じ、「紡」も女性向けとうたってはいますが、テーマは恋愛というよりは、なにかを頑張る、一歩踏み出す、ようなすっと前を向いていく女の子の物語がメインになっています。
サブカルでもなく、文壇的な堅苦しさもなく、恋愛小説に偏らず、若手作家を中心したラインナップは、今までありそうでなかったような気が。

そして読んでみた感想。
どれも外れなく面白かったです。メインの伊坂幸太郎と宮下奈都の短編は他の単行本とリンクした物語なのでそちらが読みたくなってしまったし、坂井希久子の連作短編は続きが気になる。碧野圭の「銀盤のトレース」は雑誌掲載とは思えないボリュームの長編でしたが、夢中で最後まで読みました。
掲載点数は他の雑誌に比べると少なめな気もしますが、それが逆にちょうど良く、すみからすみまで楽しめたように思います。
最近は単行本でいろんな作家さんの短編を集めたアンソロジーがよくでますが、雑誌だとお値段的にも敷居が低く知らない作家さんに出会える。そして若い作家さんが本を出版する以前の活躍や鍛錬の場が増えるのは、読み手にとっても幸せなことのはず。
次は来年2011年4月5日、年に三回の発行予定とのこと。季刊でもないのんびりペースも良い感じ。
次号を楽しみに待ちます!

読んだ本や読みたい本、蔵書をうまいこと記録管理できないものかと、本好きなら多くの人が考えると思いますが、私は読書メーターとブクログの二つを使ってみています。

読書メーターは読んだ本を登録する用。買ったものも借りたものも、読んだらすべて登録。
本棚形式での管理もできるので(まだテスト運用のようですが)自分なりに整理できるのも良いところです。
蔵書を全部登録して・・・とはじめは思ったのですが、あまりに大変なのでやめました。続けていけば、いずれは蔵書に近い記録になるだろうし。

ブクログは気になった本を登録する用。基本は読んでいない本。
はじめは自分のこれから読みたい本を登録して、カテゴリわけして本棚に・・・とやっていたのですが、最近では仕事で近刊チェックをしたときに気になるものを備忘録的に使うことが増えてきました。
なので登録したタイミングでは発売2~3日前のものが多いです。
登録したときは未読だったけど後から読んだものをあとから削除して・・・とかもはじめはやっていましたが、今は登録しっぱなし。まったく未整理。
とりあえず登録して、あとであの時気になったのなんだっけ?と見れればそれでいいやという感じで使っています。

ブクログの本棚機能をまったく活用しない使い方なので、もうちょっと違うやり方もあるような気もするのですが・・・今のところはこの二つで読書記録と気になる本備忘録になっているので、自分なりには満足。
みんなどんなふうに記録したりしているのでしょう?気になるところです。

我が家に来た日

我が家にやってきた、その日。
ひたすら隠れ場所を探して逃げ回り、猫初心者の人間たちもおろおろ。
ごはんも食べないとらおをほっておくことが出来なくて、猫のいるリビングで寝たのが思い出深いです。
今思えば、そばにいないでほっといてあげるのが一番だったのだろうなあ。

やっぱりこの子の写真はないと・・・

過去のとらお画像は、のせておきたい親心。
こんなにちいさかったのです。
遡って、少しずつ更新してゆくつもり。

相方殿がレビューサイトを立ち上げる勢いの余熱で、おやんちも新しくしてくれました。
はるかむかーしHPをコツコツHTMLを書いて作っていたころ以来「自分で作る」ことはまったくしていないので、Movable TypeとかWordPressと聞いても、なにがなにやらだったのですが。
WordPress、更新するのに楽みたい。
直感的に使い方がわかる感じで、とっつきやすいです。
このブログも、とってもシンプル、でも記事が増えるとちょっと面白いようにしてくれたので
もっとまめに更新しなくてはいけないですね。